【実体験】看護師がデイサービスに転職した本音|心も体もラクになる選択とは?
「夜勤がつらい」「患者対応がきつい」「家族とすれ違いがち」
そんな看護師さんにこそ、読んでほしい体験記事です。
こんにちは。急性期病棟で10年間勤務し、その後デイサービスへ転職した看護師Mです。
✔ 本記事では、以下の悩みを解決します:
- 夜勤のない生活って本当にラク?
- スキルが落ちそうで不安…対策は?
- 転職して後悔しないためのチェックリスト
私自身の「リアルな失敗と成功」を交えながら、看護師がデイサービスに転職するメリット・デメリットを徹底解説します。

転職のきっかけ|夜勤・責任の重圧で体調を崩した私
30代後半。夜勤は週3〜4回。睡眠不足で常に頭が重く、うつ状態に近い日もありました。
「このままじゃ、自分も家庭も壊れる」——それが、転職の第一歩でした。
デイサービスの仕事とは?病棟勤務とどう違う?
項目 | 病棟 | デイサービス |
---|---|---|
夜勤 | あり(交代制) | なし |
処置の頻度 | 多い(点滴・吸引など) | 少ない(バイタル、服薬など) |
人間関係 | 医療職中心 | 介護職・リハ職との連携が多い |
働き方 | 急変対応が日常 | 予防・観察重視 |
実際に転職してどうだった?リアルな5つの本音
① 予想以上に穏やかで、人と関われる
初日に利用者さんと体操した時、「あぁ、こういう看護もあるんだな」と思いました。
② 医療スキルは落ちる?→YES。でも対策可能
- 外部研修・セミナーで定期的にスキル維持
- 急変対応マニュアルの確認
- 他施設の看護師との交流
③ 給料は下がる?→夜勤手当がない分だけ
手取りは月3万円減。でも、残業ゼロと心の安定には代えられません。
④ 人間関係がかなり良い
介護士さんと雑談する時間がある。「気づけば、職場に笑い声がある」そんな日常です。
⑤ 家族との時間が増えた
17時退勤、18時には夕食を囲む毎日。夫婦仲も改善されました。
デイサービス転職で後悔しないための3つの準備
1. 求人は「中身」で選ぶ
「夜勤なし」と書いてあっても、朝早い出勤や記録作業が多いことも。現場見学は必須です。
2. 転職サービスを比較して使う
私が使ってよかったエージェント:
- ナース人材バンク:求人数が圧倒的
- 看護のお仕事:LINE相談できて気軽
3. 自分の優先順位を明確にする
「給料」より「働きやすさ」なのか?
紙に書き出して、自己分析をしておくと失敗しません。
よくある質問Q&A
Q1. 医療スキルが落ちるのでは?
A. ある程度は落ちます。ただ、観察力・会話力はむしろアップします。
Q2. 給料が下がると聞きました
A. 夜勤手当がなくなる分はありますが、精神的なコスパを考えると得です。
Q3. 転職して後悔しませんでしたか?
A. 1mmも後悔していません。自分らしく笑える毎日を取り戻せました。
まとめ|「頑張りすぎる看護師」にこそ、デイサービスという選択肢を
病棟で心も体も限界を感じていた私が、「また看護が好き」と思えた場所——それがデイサービスでした。
看護師の人生はひとつじゃない。 あなたも、もっと「自分らしく働ける場所」を選んでいいんです。
この記事を書いた人:看護師M(デイサービス勤務4年目/急性期歴10年)